ヨーロッパとかで走っている列車の画像素材と線路の画像素材を追加しました。
また、使いやすくするために列車の画像素材の全体的な修正も施しました。
Aokashi Home のWWA画像素材 からタグ「列車」あるいは「地面」で絞り込んで入手できます。
画像素材 VeLocomotive16-4 と VeLocomotive16-5
WWA の標準画像素材は西洋風ですので、東洋風(しかも現代) の列車の画像素材を使うのはミスマッチではないかと思い、制作をはじめました。
VeLocomotive16-4 は蒸気機関車と客車です。
蒸気機関車はすでにある VeLocomotive16-3 (日本式蒸気機関車) と同様、小回りの効くタンク式機関車です。イギリスの蒸気機関車をモデルにしていますが、ぴったり合うモデルがなかなか無いのでいくつかのモデルを組み合わせています。
客車はオーストリアの客車をモデルにしています。下記の東洋経済オンラインの記事の写真にある客車を参考にしています。一時はデッキ部分を外に設けるつもりだったんですが、後述の VeLocomotive16-5 の組み合わせを考慮してデッキ部分は中になりました。
VeLocomotive16-5 は電気機関車と2階建て客車です。
電気機関車はスピード感のある赤色で、ドイツの電気機関車をモデルにしています。ついでにパンタグラフも専用設計です。
客車は着席定員の多い2階建てです。ドアは2階建てのうちの1階部分にあります。車両の連結部分には連接台車も含まれていますので、お好みでどうぞお選びください。2階建てのため、縦3マスと使い勝手の悪い画像素材ですが、多分どこかで役に立つはず・・・。
線路画像素材 18Rail
画像素材 GrRail16-compact の後継です。前代と比べて、下記の変更点があります。
- バラスト軌道とスラブ軌道の2つのバリエーション
- 枕木の個数を1マス2本 → 4本に
- 分岐器を追加
- 曲線を滑らかに
線路幅は同じですので、 GrRail16-compact をこのまま置き換えることができます。ただし、鉄橋や踏切は用意していませんので、その場合は引き続き GrRail16-compact をご利用ください。
列車の画像素材の修正
これまで列車の画像素材は横に0.5マスずらした方法で提供していましたが、一部を除きすべての画像素材をずらさない方法に変更しました。
これにより、 VeLocomotive16-1 (電気機関車) と VeLocomotive16-3 (日本式蒸気機関車と客車) の客車というように、変わった組み合わせを画像加工なしで実現できます。
また、素材のパーツ配置を統一し、ニーズに応じてどの箇所をコピーすればよいのか分かるようにしました。
ただし、VeTrain16-2 (通勤型電車) は使い勝手を維持しながら実世界の列車の寸法を守るため、引き続き横に0.5マスずらした方法で維持しています。
その他にも、下記の画像素材で修正を加えました。
- VeTrain16-1 (近郊型電車)
- 左側の乗務員室の窓の色が他の窓の色と異なっていた事が見つかり、修正を施しました
- 位置調整により、運転台を広げました
- フロントビューの冷房装置とパンタグラフを追加しました
- VeTrain16-2
- フロントビューの冷房装置とパンタグラフを追加しました
- VeTrain16-3 (気動車)
- VeTrain16-4 (特急型電車)
- サイドビューの黒塗装を削除しました
- サイドビューの1枚窓をオプション扱いに変更し、逆に2枚連続窓を標準に変更しました
- ドアの開閉アニメーションを追加しました
- VeTrain16-5 (新幹線)
- ホーム上の配置を想定している箇所について、ホームを追加しました
- VeLocomotive16-1
- 屋根上の装置をフロントビューにも追加しました
- VeLocomotive16-3
- 右方向と後ろ方向の蒸気機関車の画像素材を追加しました
- 客車に冷房装置を追加しました
- 客車1両の左扉の横に行き先表示器を追加しました
- 客車の最後尾のフロントビューを追加しました
結構大掛かりな修正になりました。
列車のWWA画像素材というニッチな分野にも関わらず「和風なのでミスマッチしそう」とか「何をするにも画像加工が必要で面倒」とか「なんか中途半端」とかで使用しにくいものになっていましたが、今回の修正でより使いやすくなったのではないかと思います。
ぜひ、この画像素材でWWA作品の制作にお役立てください。