「飛行機禁止で沖縄旅行」の旅行記 Part3 です。 前回の旅行記は下記からどうぞ。
検索などでこの記事にたどり着いて、初回から見たい方は下記からどうぞ。
当日の日付は5月7日です。
なお、沖縄県は9年前に高校の修学旅行ですでに訪れているため、この記事は次回も含めて修学旅行当時の様子との比較が多いです。あらかじめご了承願います。
修学旅行当時の様子はブログに書きませんでした。
ホテルで朝ご飯
おはようございます。
自分だけホテルの朝ご飯を食べに行くのでバイキングの朝ご飯に行ってきました。
種類が非常に豊富で、時間さえあれば全部盛りたいぐらい大規模なバイキング朝ごはんでした。
美ら海水族館
ホテルをチェックアウトしたあとはバスで美ら海水族館へ向かいました。
ゆいレール以外の鉄道が存在しない沖縄県。そこで頼れる公共交通機関はバスのみ。バスについて言及しすぎるとまた主旨から外れるのであまり話しませんが、今回はやんばる急行バスに乗車しました。
これ、ホテルのすぐ前に止まってくれるんですよ。
そして、キャッシュレス決済に対応! 肝心の交通ICカードは非対応ですが、 iD や QUICPay に対応しています。むしろチャージの手間がいらないからうちの近くの鉄道などにも導入してほしいなあ・・・*1。
最寄りのバス停で降りて海洋博公園の中を歩きながら美ら海水族館へ向かいました。海洋博公園は海から伊江島がバッチリ見えるのですが、見るたびに真ん中の山は一体なんだろうと気になることがありました。
美ら海水族館は修学旅行で訪問済みのため、概ね中はある程度知っていましたが、チケットの改札が駅の改札っぽくて面白かったですね。
自分は魚に詳しくないので展示物に関する感想は含めませんが、サンゴとサメについては詳しく解説してあったのが印象深かったです。特にサメについては現在でも生態などに関する研究が続いているようです。
個人的に印象深かったのがエレベーターで4階に登れる黒潮体験のフロアで、あの巨大水槽の真上を見ることができます。舞台の裏を見学してみよう的な感じでこれも面白かったです。
今もそうですが、感染症対策のためソーシャルディスタンスを取ってねとパネルが設置されていますが、たまに「わからねえよ!」な距離の計り方をするパネルもあります。
また、出口付近では環境問題に関する展示もあり、ここでは捨てられたゴミが展示されていたのですが、ゴミからどこからいつ捨てられたのか読み取れて興味深かったです。だからと言ってゴミを海に漂流してはいけないもので、いずれはこの展示が過去のものとなればいいんですけれども。
しかし、修学旅行の時はもちろんでしたが、今訪れてみても新しく思うデザイン、天井が高く立派な外観は今でも驚くものです。
例えば出口からミュージアムショップへ至るエスカレーターのガラス張りのデザインは、副都心線開業の2008年に出来たんじゃないの? と思うことはあります。
このあとはテラスで昼ごはんを食べました。ここで美ら海サイダーも一緒に飲んでみました。
エメラルドビーチ
ここからは海で泳ぎます! 沖縄で透明度の高い海に触れるのは初めてなものでワクワクしていました。
このエメラルドビーチは近くにシャワー室が完備しており、遊泳に必要な道具も概ねシャワー室の隣のショップで貸し出ししてくれるようです。
ここでサンダルとゴーグル、スイミングキャップを忘れていたのですが、気付いた時にはロッカーで荷物を預けてしまい、お金が必要になった際に再度ロッカー代金100円がかかってしまうのが嫌だったので貸し出しはしませんでした。
スマートフォンを預けていたので遊泳中の写真はありませんでしたが、エメラルドビーチの各砂浜の感想を述べると
- 遊びの浜: 海水が冷たい。海が広く奥に進むにつれて水深が深くなってくる。足がつかなくなると常時筋肉を使わなくてはならず約8年間プールをしなかった自分にとっては溺れそうで大変だった。
- 憩いの浜: こっちも海水が冷たい。遊びの浜と比べてコンパクトで水深も結構浅い。また、水草が海に漂着しており、浸かって遊ぶには向いていなかった。そんなこともあって入って5分足らずで後にした。
- 眺めの浜: 遊泳できなかったが、同行者がわざわざ寄って写真撮影をした。
という感じでした。行く前は楽しかったけど行ったら思った以上に大変になり、なんだかパッとしない結末になりました。2人とも泳ぐのが上手なようで、特に日常的にプールをしようしている人は違うなあと感じました。
それと、日照りが激しかったのかバッチリ肩が日焼けしてしまい、これ以降肩に荷物を背負うたびに擦れたように痛く感じたり、浴場に入ると熱く痛く感じたりしました。また、日焼けに伴い5日後には背中の肌が剥がれるようになり、症状出てから10日間悩まされました。これからビーチを楽しむ方はくれぐれにも日焼けにご注意して欲しいです。
また、海水が口の中に入ったこともあって、とにかくうがいがしたかった思いでいっぱいでした。
なお、シャワーのある小屋ですが、足洗い場にはタコを模しており、なかなかおもしろい造りでした。
そのあとはバスで名護バスターミナルを経由し、ネオパークオキナワへ向かいました。
ネオパークオキナワ
この施設の最大の目的は、再現された沖縄軽便鉄道に乗ってみることです。なので、動物と触れ合う感想は結構少ないので、ご了承ください。
まずは発車までにメインハウスのフロアを見たりしました。メインハウスを抜けた先のトートの湖では、トートがたくさん生息しており、しかも間近でみることができるのです。バッグに突かれたりしないかなとヒヤヒヤした思いがありましたが、ここまで距離を短くして触れ合うのがこの施設の魅力と言えるでしょう。
沖縄軽便鉄道は園内周遊の用途で使用されているものの、乗り場にはバッチリと「名護駅」の看板があります。実際駅前にも建物があったりしていて、日本の駅前の雰囲気をまるまる再現しているようでした。沖縄ではこういう光景を見かけないので沖縄に暮らしていると新鮮に感じるんじゃないかなと思いましたが、どうでしょうか・・・?
名護駅です(?) pic.twitter.com/Bu10PTAL1c
— Aokashi (あおかし) (@aokashi) 2022年5月7日
沖縄軽便鉄道に乗ってみると、各地の動物を観察したり、動物に餌をあげたりすることが可能で、道中ではトンネルに入ったり橋を渡ったりしていて自然の中に溶け込む鉄道でなかなか凝って作っているように思いました。
また周遊の終盤では沖縄軽便鉄道に関する解説が行われ、周辺には 3/4 スケールで再現した D51 が車庫に保管されていたりしました。
沖縄軽便鉄道を知る機会はこれだけではなく、駅前の施設にある資料館にも解説が含まれてあります。
戦前に沖縄軽便鉄道と沖縄県営鉄道などが鉄道事業を運営していて、1930年代ごろまでは結構需要もあったみたいです。現在は跡形もなく破壊されているところがほとんどで、わずかながら残った廃線跡をこの資料館で調べた結果をみることができます。
修学旅行のあと、沖縄の鉄道について調べたことがあったのですが、今回のネオパーク沖縄とそのあとの那覇駅跡でより深く知ることができてよかったと思います。
そんなことで前述の通り園内をくまなく周遊することなく無料送迎シャトルバスでネオパークオキナワから離れました。
このバスは名前の通り無料で使用できるんですが、停車バス停が少なく自分が降りたかった名護バスターミナルには停車しませんでした。まぁ仕方がないので途中の名護市役所で降りて名護バスターミナルまで歩きました。
道中の道路は歩道や自転車道がちゃんと整備されているんですが、自転車道は車道とは植木で仕切られている上、歩道の外に整備されているので段差を気にすることがなく、よく考えて整備されているな~と思いました。だいたい自転車道は歩道の中にあると段差でやられることが多いので見習ってほしいです。
これくらい整備しているんだったら、シェアサイクルを展開して欲しいと思いました。
バスで那覇へ
名護バスターミナルからは高速バスで那覇へ向かいました。
しばらくして沖縄自動車道を通り、うるままでは山々の風景が展開されました。この辺りで途中バス停に停車する場合は一度 IC を降りて一般道路のバス停で、沖縄周辺〜那覇になると高速道路上のバス停で乗客を乗り降りする仕組みをとっているようです。
那覇に到着した頃にはすっかり真っ暗になり、自分たちは那覇バスターミナル・・・の対面にある「那覇バスターミナル」という名前のバス停留所で降りました。なんか、大きなバスターミナルの中に入って降りるかと思ったら違ってたみたいです。
那覇では ReTIME というカプセルホテルとホテルが組み合わさったホテルに泊まりました。
1人で利用したければカプセルルームや広いキャビンルーム、複数人で利用したければ上階のファミリールーム。自分達はファミリールームを使用しました。鍵は IC チップ方式で一人一人に配られて利便性が高く、カプセルホテルの延長線上なのにホテルの感覚で利用できるというのがいいとこ取りという感じで居住性もよかったです。
室内の写真はコンディションのいい写真が無いので下記サイトからどうぞ。
そして近くの那覇駅跡を見てきました。繁忙期には貨物含めて8両編成まで輸送していたそうです。
夕ご飯はとりあえず沖縄そばが食べたいということで琉球麺屋 かりゆしそばでソーキそばを食べました。
I'm at 琉球麺屋かりゆしそば in Naha, Okinawa https://t.co/d6vqwkeuKk pic.twitter.com/AAy59HI3or
— Aokashi (あおかし) (@aokashi) 2022年5月7日
次へ続く・・・
*1:なお決済レスポンスは遅いので実際に導入したら・・・