Aokashi Room

作った作品の紹介やレビュー、トラブルシューティングとか色々

飛行機禁止で沖縄旅行 (1)

今年のゴールデンウィークに旅行に行ってきました。その旅行の様子をお伝えしようと思います。

今回の旅行記は長くなることが予想されるので下記の通りに分割してお届けします。今回の記事は1日目と2日目の様子をお届けします。

  • 1: 1日目と2日目 (5/3-5/4)
  • 2: 3日目と4日目 (5/5-5/6)
  • 3: 5日目 (5/7)
  • 4: 6日目と7日目 (5/8-5/9)

同行者

このうち、ヒラリラーさんのブログには同じく旅行記が公開されています。視点を変えて見てみるのもいいと思います。

hirarira.hatenablog.jp

出発前夜

今回の旅行はサンライズ出雲に乗ることから始まりで、あれは東京駅から出発するので旅の始まりは東京駅・・・ではなく、新宿駅から始まりました。

理由は乗車券の乗車変更が必要だったからです。細かいことはこの旅行記の主旨から外れるので説明しませんが、乗車券の経由地に間違いがあるらしくて3人分まとめてみどりの窓口で手続きしたかったということです。幸い自分が持っている乗車券に間違いはなかったので、事前に明日の朝ごはんを新宿駅前のセブンイレブンで買い出しをして出発することにしました。

東京駅到着後、すでにサンライズ瀬戸サンライズ出雲は入線していました。

気になったのがシャワーカードの販売ですが、今回乗車するサンライズ出雲はシャワールームの故障なのかシャワーカードの販売が休止になっていました。

実は、サンライズ出雲は人気列車だからすぐにシャワーカードは売り切れると見越して出発前にシャワーで体を洗っておいたのでシャワーは無くても問題ありませんでした。ですが、予想外の結果でした。

個室はシングルで、サンライズ号に乗車するのは一応3回目です。

同行者と行くならサンライズツインと思っていたんですが、この時期はすぐに寝台券が売り切れるみたいなので、寝台券が取りやすいシングルで取ることにしました。いずれはソロやシングルデラックスなども乗ってみたいものです。

サンライズ出雲号 (寝る前)

東京発のサンライズ号は岡山までなら大体景色は見たのでそこまで外の景色にがぶりつくことはありませんでした。

横浜到着前には、乗車券と寝台券を確認するために車掌さんが検察に入りました。

あとは前述のこともあって個人的な仕事をしたりしてました。だいぶ暑かったのか、浴衣は着ませんでした。

熱海からは313系8000番台というちょっとリッチな電車が見れないかロビーに行ったり、寝台客室でちょっと窓を除いたりしましたが、1編成とも見つかりませんでした。

ちゃんと眠りに付いたのは浜松出発後なので 1:00 前くらいではないでしょうか。

サンライズ出雲号 (起きた後)

おはようございます。起きたときには概ね加古川付近で、しばらくしてから姫路駅に到着しました。

岡山駅到着後、乗客はサンライズ瀬戸サンライズ出雲の切り離しの様子を見るべくホームは賑わっていました。

サンライズ出雲号は倉敷出発後では伯備線内を走行し、山の中を走り抜けました。個人的にはゆったり走るのかと思いきや意外と速く走るもので、この影響で若干乗り物酔いをしたような気がしました。

途中で普通列車や特急やくもとのすれ違いがいくつかありましたが、特に江尾駅では、やくも8号とのすれ違いがありました。この列車は最近国鉄時代の色に復元した人気列車で、写真撮影をしようとしたところ、窓の反射でバッチリ自分たちの姿が見えてしまい、まともな写真を残すことはできませんでした。

山陰地方に入っていくと、車掌からの観光案内があり、ちゃんと列車で旅をしているんだと気付きます。自分は日本の歴史にあまり興味が無いのですが、大山やのちの津和野の観光も含めて考えると、山陰地方って地味ながらもちゃんと歴史のある街や史跡が多いんだと思いました。

そんなことでサンライズ出雲は終点の出雲市駅に到着しました。

出雲市

出雲市は6年前に出雲大社で観光したことがあったので、観光は最小限にし、出雲そばを食べるだけで終えました。

食べた出雲そばの店は出雲市駅前にある「一福」です。

そばは3段積みとなっていて、まずはつゆをそばにつけて食べて、食べ終わったらそのつゆを下段のそばにかける食べ方をします。

6年前の旅行では出雲大社の観光が終わったときには軒並み営業時間を過ぎており、出雲そばが食べられずに空腹に困ったことがありましたので、6年遅れですが食べることができました。薬味が通常のそばとは少し違うのが印象深かったです。

スーパーおき

出雲市駅からは前述の通り津和野まで特急スーパーおき号に乗車しました。

6年前も同じくスーパーおき号に乗車したのですが、走りと揺れがすごいのは変わらずで、キャリーケースを後においても転がってしまうので荷物の固定方法に苦慮したことがありました。

一方で乗車した区間は何と言っても日本海の景色がバッチリ見えるところで、途中意図的なのか徐行をしていました。

益田から先は山口線内に入り、海はここで見えないし、景色も単調だし、であまり外の景色は見ませんでした。

なお、今回乗車したスーパーおき号は1両増結していたので、こんな感じにおかしな連結を見ることができました。

津和野観光

今回津和野から乗車する列車が発車するまでしばらく時間がありましたので、ここで駅前の「かまい」で荷物を預けて自転車を借りることにしました。

自転車で津和野町の郷土館まで走りましたが、道中には食べ歩きできる店が多く、ここで食べても良かったのではないかと思いました。

津和野町の郷土館では、津和野が江戸時代の時点で町が形成されていて立派な町だったことや知識が博識な人が集まったこと、そして長崎から隠れキリシタンとして津和野に連れて行かれた人がいることが分かりました。

去年の長崎旅行とのつながりがあって少し興味が湧きました。

aokashi.hatenablog.jp

この後は養老館にも寄りました。剣術を学ぶ施設だったようで、今でも剣道を学ぶ施設として再現されています。

また、ここ最近新しく整備したような設備が多く、来年の山口線開業100周年に向けて新しくなっていく津和野を見ることができました。

やまぐち号

実はもともと SL として運転するはずが、 SL の故障により急遽ディーゼル機関車による運転となりました。でも、やまぐち号の魅力は機関車だけに限りません。なぜなら・・・。

客車が最先端だからです!!!

どうやら今の時代に旧型客車を復元したらしく、見た目はレトロなのにコンセントや液晶画面、防犯カメラなど想像もしない設備が詰まっているんです。

また、ついでに駅前のくぼたで事前に購入したお茶はペットボトルではなくポリ茶瓶という昔のお茶の容器でした。漏れやすくて使いづらく、家まで持ち帰ることはありませんでしたが、昔ながらのやまぐち号に合わせた粋な計らいでした。

一番後の車両の展望デッキは景色が吸い込まれる感覚があって面白い体験をしました。

中程の3号車には売店があったのですが、売店のカウンターが狭く、みんなが理解しないと割り込みが発生しそうだなと感じました。実際自分も購入しようとして割り込まれたことがありました。

途中の山口駅では駅名標も昔のそれを再現したようで、入線してくるキハ47と合わさって、まるで国鉄山口のようです。

その後はキハ47が集まる転車台を眺めながら、終点新山口駅に到着しました。

500系こだま号

その次はちょうど500系のこだま号が走っているようなので、博多駅まで乗車しました。

乗車した車両は6号車で、元グリーン車なだけあって足元は非常に広いです。キャリーケースを置いても余裕です。

途中の新下関駅では後続ののぞみ号とみずほ号に抜かされ、新下関駅を出るとすぐに新関門トンネルに入りました。このあたりになると九州は近いわけですが、すぐ近くにトンネルが迫っていたとは思っていませんでした。

小倉から先はこれが大都市圏の中とは思えないくらいの田舎の中を走行し、途中の高速道路では走行している自動車を余裕で追い越す優越感を感じました。

博多駅到着後、何故か家に置いていた500系のおもちゃと共演(?)してみました。

なお、その後のこだま号ですが、博多南駅まで運転し、この場合は僅かな特急料金で乗れるお得列車になります。皆さんよく分かっているのか、実際6号車で待っている人が多かったように思います。

博多駅

博多駅で一泊しました。ホテルは「HEARTS カプセルホテル&スパ」で、バスターミナルに付随するカプセルホテルです。

しかし、荷物を預けようとここでトラブルが発生しました。

キャリーケースがロッカーに入らないのです!!!!!

ロッカーのある部屋は常時荷物を取り出したりする人でごった返しており、 19:30 集合のはずが終わって着いた頃には 19:50 と大幅な遅延になりました。博多駅前で集合といったのに、自分が着いた頃には2人は地下の1番街のどこかでさまよっており、集合にも時間がかかりました。

キャリーケース持ちの人は個室のホテルに限りますな・・・。

一方で部屋からの眺めはかなりよく、なんと博多駅から出入線する列車の光景を見ることができるのです。浴場でも同様で、さすがに窓はぼかしているので外はまともに見えませんが走行音は聞こえます。

夕ご飯は天神ホルモンで食事をし、翌日の新幹線の自由席券を購入して就寝しました。

次へ続く・・・

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