Aokashi Room

作った作品の紹介やレビュー、トラブルシューティングとか色々

九州周回! 多良木旅行

こんにちは。2024年12月の下旬に九州に行ってきました。

こうした旅行記を書くのは2023年9月の広島旅行以来なんですが、通常通り文章形式で書くのが苦手で、でも記録のためには旅行記は書いておきたい・・・ということなので、今回から X (Twitter) のポストを掲載し、その補足をこのブログ記事で書く構成としました。

aokashi.hatenablog.jp

aokashi.hatenablog.jp

一方、一時同行したヒラリラーさんでは Togetter でまとめています。単純にポストを掲載するだけなら Togetter の方が都合がいいですが、今回は補足がメインなので引き続きブログ記事で書こうと思います。よろしくお願いします。

togetter.com

1日目 (12/21)

東海道新幹線乗車

東海道新幹線/山陽新幹線 35A のぞみ35号 博多行き 新横浜 13:31 → 小倉 17:53

最初の計画では飛行機で福岡空港北九州空港、大分空港、宮崎空港で行くつもりでした。しかし旅行2,3週間前の段階で都合のいい時間の便は軒並み2万円オーバー。福岡空港ならそこそこ安い便はあるんですが、初日の宿までの移動費を考えると新幹線の早割とほぼ同じ値段だったので、新幹線で行くことにしました。新幹線なら新横浜→小倉でEX早割7を使用することで17,720円になります。

新横浜到着後、新幹線乗車までは40分くらいあったので一旦裏の篠原口まで歩いてエキタグを取得してました。

マップアプリを開いてそろそろ岳南江尾駅に近づいたところで動画撮影に切り替えるといい感じにチャレンジ成功します。

新大阪駅で急いで買えないか考えたことがありましたが、乗り遅れのリスクが大きいので止めました。この後、山陽新幹線のワゴン準備室 (7号車) に入って抹茶アイスを購入、食べることができました。原則グリーン車用なので、普通車利用の際は自己責任でお願いします。

昼ごはんは崎陽軒シウマイ弁当にしました。

浜松付近(厳密には天竜川駅)で同行者が乗車している普通列車を追い越しました。こっちは新しくなった青春18きっぷでひたすら乗り継いで九州へ向かっていたそうです。

その後、大分ホーバードライブより欠航の案内が・・・、翌日乗るつもりだったんですが・・・。

確か兵庫県あたりでは、天から光が降ってくる空が見えました。幻想的ですね。

時刻は 17:00 過ぎですが、まだ空が明るいんですよね。しかし1日で地球一周できる速度で新幹線走れたら、ずっと明るいまま走行できるんじゃないかな。

新山口出発してから降りる支度をしていました(早い)。

小倉駅ではなかなか車両から離れてくれない客がいて、駅員が「下がってください!」とひたすら注意してました。

なお、今回の乗車には S Work Pシートを使用しました。真ん中のB席をパーテーション兼荷物置きとなっていて、手荷物が多かったので結構便利でした。お値段も追加1,200円で済みます。ただし S Work 車両に入るので、基本一人乗車前提でしょうか。

S Work 車両にはより高速な無料 Wi-Fi の S Work for Biz があるんですが、あまりいい速度は出ませんでした。

小倉と日豊本線

小倉駅では予約した切符の受け取りと今回の普通列車移動で主役になる「旅名人の九州満喫きっぷ」の購入をしてました。

青春18きっぷが連続した日付で利用できなくなって話題になりましたが、この「旅名人の九州満喫きっぷ」なら引き続き3か月以内の任意の3日間で使用できて、しかも九州の全部の在来線の普通列車が乗り放題な切符です。お値段は11,000円。3日間しか使用できないため、別府までは普通乗車券で乗車します。

この後夕ご飯は小倉駅在来線ホーム1,2番線にあるぷらっとぴっとでかしわうどんを食べました。お値段500円でお支払いに SUGOCA が使用できます。

日豊本線 2563M 普通 中津行き 小倉 18:58 → 吉富 20:01 モハ813-3104

土曜日のお出かけ帰りで混むのかなーと思ってましたが、ガラガラでした。

吉富駅大分県までが結構近いので、ホテル到着前に山国川(福岡県と大分県の境目)に寄ってみました。

2日目 (12/22)

別府へ移動

どうやら夜に雨が降っていたらしく、窓は曇っていました。起きたのが 6:30 くらいでしたが、まだ空は真っ暗。だいぶ西に来たから日は昇ってない様子。

4800円 (税別) という値段を維持するために駅から遠い場所に出店しているようですが、たまに駅から徒歩圏で移動できる HOTEL AZ も存在します。

www.az-hotel.com

4800円という看板からしてずっとこの価格かなと思いますが、2025年6月をもって値上げが決まりました。なのでこの看板も見納めでしょう。

www.az-hotel.com

ここの陸橋、歩道が無いのが怖い。

日豊本線 2529M 普通 中津行き 吉富 09:21 → 中津 9:24 クハ813-3435

中津駅の反対ホームには特急きらめきが待機していました。

日豊本線 3005M 特急ソニック5号 大分行き 中津 09:31 → 別府 10:14 モハ885-7

速度は 120km/h ぶっ放して、さらに車体傾斜もしていてなかなかスリリング。陸を走るジェット機みたいなイメージでした。この車両は確か6両編成だったんですが、半分が自由席。四国もそうだったんですが、九州とかだと気軽に特急に乗ってもらおうと自由席の比率を高めにしているとか?

ついでに夕方に飯を食べる時間はそんなにないので、駅弁も買い込んでおきました。

売り場にあったので写真を載せるのはどうかなーと思いましたが、サンタ姿のくまモンのぬいぐるみが営業時間の案内をしていました。 今回の攻め方ならくまモンにバレずに熊本行けるだろうと思ってたら、余計な観光でくまモンに捕獲されてしまいました。

コインロッカー代は700円でした。ヤマト運輸の預り所を使用すれば少し安くできたのかもしれない・・・。

大分ホーバードライブ

日豊本線 633M 普通 大分行き 別府 10:38 → 西大分 クモハ815-25 10:49

旅名人の九州満喫きっぷはここで利用開始。なぜかめちゃくちゃ混んでました。

西大分駅から西大分ホーバーターミナルまでの距離は歩いて25分。道中の写真撮って歩くと時間が足りない・・・と思った矢先、シェアサイクルがあるではないですか。しかもドコモバイクシェアで利用可能という事で、西大分ホーバーターミナルに近いポートまで移動しました。

ヘルメット持ってないので、ゆっくり安全運転で!

道中にはさんふらわあごーるどが! 次大分や別府行くなら、さんふらわあに乗っていきたいですね。フェリーって陸上交通と比べると遅いですが、夜行便を使用すると効率的に移動できるので、有力な選択肢だったりします。

hoverdrive.sakura.ne.jp

欠航とは言え、なんと代わりに見学会を実施してもらえるとのことだったので、ターミナルまで足を運ぶことにしました。空気でコントロールするホバークラフトの構造や夏は暑苦しいほど強力なエンジン、コックピットの様子など見て聞いてもらって、周遊乗車よりも貴重な体験だったのかもしれません。

ホバークラフトで水と接する部品であるスカート部を工作してグッズにしました。

風は結構強かったです。そりゃあ欠航になるよな・・・。

ちなみに別界隈の知人であるブレザーさんはちゃんと周遊便に乗車できたそうです。船運無いよね自分。

tadz.sakura.ne.jp

別府温泉

帰りも同様にシェアサイクルで移動。国道10号の信号待ちが長すぎたのが地味にストレス。

日豊本線 4640M 普通 中津行き 西大分 12:19 → 別府 12:28 クハ814-21

熊八さんはサンタ姿になってました。確かこの日はクリスマスイベントだったかな?

亀の井バス 7 別府リバビリテーションセンター前行き 別府駅西口 12:40 → 鉄輪 12:56

亀の井バスって普通に交通系ICカード使用できたのか・・・。

昼ごはんは道中の食事屋「桃太郎」で別府冷麺にしました。店内にお客さんは誰一人もいなかったのが心配でしたが、店員さんも親切で良かったです。写真の奥にあるように、この店のメインメニューはお好み焼きのようです。

いでゆ坂にある飲食店、地獄蒸し工房は60分待ちでした。

www.hyotan-onsen.com

入った別府温泉はこれだけなのであまり比較はできないんですが、温泉街別府を観光客向けに仕立てた印象でした。受付終わった後の浴場や食事処へつながる広場が中庭と言うところでびっくり。浴場は天井が高く開放感があって、露天エリアは全体が風呂、打たせ湯(滝湯)は約20か所もあって、水風呂も源泉から取ってきて、贅沢に作ってるなあと言う感じ。あとこの季節になっても別府冷麺推しなのが印象深かったです。

今回は湯に入るだけで終わりましたが、砂湯にも入りたかったんですよねえ。

別府って別府駅周辺の碁盤の目からして平坦なのかなと思ったら、結構坂道多いんですね。

水路が極端に深いところがあったりしていて、立体的な景色が撮れます。ここでカメラ落ちたらもう取りに来れないなと思ってました。

大分ホーバードライブの係員から「地獄めぐりがおすすめ」と言われたのですが、全部寄る時間が無かったので、せめて1つだけはという事で寄ってみました。

この後予定の別府駅行きバスに逃げられて20分待たされました。

ここの横断歩道、結構特殊ですよね。横断歩道が青信号だとこのゼブラの範囲内は自由に歩いてOK?

亀の井バス 5 別府駅西口行き 鉄輪 16:58 → 別府駅西口 17:15

17分の間に荷物をコインロッカーからおろし、お土産を買い込みました。お土産購入を急いでいた影響で、逆にホームで時間が余ってしまいました。

日豊本線で南下

日豊本線 4659M 普通 佐伯行き 別府 17:32 → 佐伯 19:12 クハ813-3503

JR九州の主要駅では発車メロディが鳴るんですが、特に大分駅雄大感があって好きです。

途中の津久見駅では、深夜に開催された415系白電さよならイベントの主役になる415系Fo124編成が留置されていました。これに行っても良かったんですが・・・。

日豊本線 5015M 特急にちりん15号 南宮崎行き 佐伯 19:18 → 延岡 20:17 サハ787-5

にちりんはソニックジェット機のような走りはなく、ゆったりと宗太郎の山間を走ってました。旅名人きっぷに特急列車の乗車券の効力はないので、別に乗車券を買ってワープ移動しました*1

移動中には、あらかじめ買い込んでおいた駅弁「たみこの夢弁当」を食べました。別府周辺の食材を贅沢に使用した駅弁・・・だけではなく、これに別府の店のカレーパンやようかんも追加で入ってくる、大変リッチな駅弁でした。

元々この駅弁を購入するには、前々日までにJRみどりの窓口やジョイロード各支店で引換券を購入しておいて、当日に TAKEYA で受け取らないといけない特別な駅弁だったのですが、最近になって別府銘品蔵でそのまま買えるようになりました。こうした事情を知ってからは、「これ買っちゃってよかったのかな~・・・?」と僅かながら罪悪感を持ったり持ってなかったり・・・。

宗太郎駅過ぎたところで大分県から宮崎県に突入! 福島県佐賀県など、降りて乗り換えただけの県はありますが、これで全47都道府県に立ち入りました!

3日目 (12/23)

713系で宮崎市

いや、なんというか、すごいところに来てしまったなあと言う感じでした。延岡駅から近くて、清掃が行き届いてて、朝食がバランス良くておいしいのは良かったです。詳細はあまり書きませんが、客室や浴場が思ってたのと違っていたという感じでした。

館内写真を見たところ、築約90年といったところ。昔の旅館に泊まれるという意味では貴重かもしれません。

nobeoka-kenrokuen.com

日豊本線 735M 普通 南宮崎行き 延岡 08:28 → 宮崎神宮 10:02 クモハ713-2

車内はこんな感じ。国鉄型車両とは思えない内装ですが、走りは国鉄型そのものです。

実験センターの写真は撮ってみたんですが、ピンボケで失敗しました

宮崎神宮は初代天皇である神武天皇を祀る場所です。最初の天皇のパワースポットって聞くと、もっと伊勢神宮みたいに有名になっていればいいのですが。

miyazakijingu.or.jp

宮交バス 65 西希望が丘行き 宮崎神宮 11:05 → 橘通り3丁目 11:14

ただ古いバスだけでなく、中ではなかなか詰めてくれない自動車がいて運転手が「もうちょっと前に進んでくれよ~」みたいな感じで談話していたのが面白かったです。

この後昼ごはんについて考えていたのですが、宮崎餃子を提供している店は軒並み夜からの営業、さて宮崎名物の店は何か? と歩いて見つけたきっちょうどんで昼ごはんにしました。

後に調べたんですが、ここ周辺の宮崎の名店の一つはおぐら本店で、宮崎チキン南蛮で有名だそうです。次宮崎行くときは食べに行きましょうかね。

www.ogurachain.com

しかし当時はそんなことは知らず、時間が余っていたので宮崎駅まで歩いていました。

バスで人吉に移動

九州産交バス なんぷう号 53516便 熊本行き 宮崎駅 13:05 → 人吉インター 15:03

窓がデカい!

宮崎自動車道に入ってからはぼちぼち居眠りしつつ、途中の霧島サービスエリアの売店ではヨーグルッペを購入。

この後餃子の馬渡で買ったえび餃子を食べることにしましょうか・・・としたら、餃子のタレが容器を貫通してレジ袋にあふれ出す事態が発生。幸い床にこぼれることはありませんでした。

人吉インターはこんな感じ。上下線ともに同じバス停みたいです

人吉インターバス停はなんか待っている人でいっぱいでした。

人吉駅へ向かうバスはついさっき出発したので、人吉駅までは歩きます。・・・が、早速写真館でくまモンに捕獲されてしまいました。

1,2年後にくま川鉄道が全線復旧するらしいので、そうしたら一時停止の必要性は出てくるかも・・・?

線路の下をスレスレでくぐれる橋

人吉観光

人吉温泉物産館でお土産を購入。大量のくまモンが待ち構えていました。

あ、人吉駅が運転再開している!(違)

人吉駅横にはSL人吉で走行していた機関車が里帰り?していました。この機関車の形式って何でしょうかね?

SL人吉と水戸岡ワールドをテーマにしている施設でした。子供向け施設なのに道路挟んで反対側がパチ屋なのがすごい対照的。

www.city.hitoyoshi.lg.jp

西九州新幹線未開業だった

SL人吉の本物のヘッドマーク

屋上のテラスはこんな感じに見える

17:00 を過ぎると駅前にはからくり時計が鳴り、ミュージアムや駅窓口は閉まるようになり、街は次第に静粛の時間へと突入・・・。

この後人吉駅横のくまたびで鉄印帳を購入しました。これにて鉄印デビューです。

くま川鉄道代行バス 肥後西村行き 人吉温泉駅 17:50 → 肥後西村 18:12

くま川鉄道 7D 普通 湯前行き 肥後西村 18:32 → 多良木 18:56 KT-503

人吉駅を出発するくま川鉄道代行バスはどこかと思いきや、なんとこの止まっている3台全部が代行バスでしたというオチ。代行バスは出発時刻になると3台同時発車・・・ではなく、出発時刻前に前のバスから次第に早発してきました。この後別ルートで移動してきた同行者と合流しました。

そしてくま川鉄道自体はディーゼルカー3両連結! こんな過剰輸送しなくてもいいのにと思いましたが、翌日の朝の混雑で納得することに。トイレは停止中でした。

写真は翌日朝の4D車内の様子

ブルートレインたらぎ

(一応この旅行のメインコンテンツなのでちゃんと文章形式で書きます)

多良木駅から踏切を超えてすぐにあるブルートレインたらぎ。多良木町公営らしく、町をブルートレインで活用して盛り上げようという意欲が伝わるような気がします。ふるさと納税の返礼品にこれの宿泊券だったりします。一泊すると3,140円。結構安い!

www.bluetrain-taragi.com

車両は寝台特急はやぶさで使用していた14系客車。泊まる部屋は元々開放寝台のつもりでしたが、3名別々の個室寝台に切り替えました。どうやら開放寝台は寒いようで・・・。

個室のソロはこんな感じ。ソロの下段と言うとサンライズのソロ下段を思い出します。サンライズのソロ下段って狭いという話を聞くけど、これもそうかな? と思いましたが、そもそも配置の仕方が異なるようで、部屋は結構広く取られていました。ベッド横の空間なら余裕で立っていられる空間はあります。部屋に鍵が付いているため、外出時に安心して荷物を置くこともできます。

なお、寝台車両のトイレは使用できず、部屋の状態を維持するために部屋内の飲食は禁止という制約があります。飲食は入り口の車両のロビーを使用する必要があります。

このロビーのある車両は元々開放寝台だったのですが、ほとんど撤去された状態で改装されています。ロビーは23時をもって消灯するため、複数人で楽しく過ごしたいのであれば早い時間に来た方が良さそうです。

ロビーの奥には当時の洗面台がそのまま残されています。これも現在は稼働していません。

くま川鉄道の真横という立地がなかなか良くて、横を走行しているくま川鉄道と組み合わせるとまるで現役で走っているような感覚を味わえます。

お風呂については歩いてすぐの多良木町公営のえびすの湯が利用できます。この日はサウナも利用可能だったようで、お風呂もジェットバスと電気風呂、水風呂が揃っています。公営としてはかなり充実した施設だったのですが、2025年4月ごろから露天風呂が封鎖されるとのことです。

夕ご飯は歩いて4分くらいのゆめマートで巻き寿司を展開しました。

寝心地としては硬くて狭いベッドと小さい布団で不便を感じることはありますが、現役で走っているブルートレインが存在しないために、貴重な体験だったと思います。冬の時期に下段は寒いようで、上段の部屋は温かかったとのこと。

このほかにもレンタサイクルも提供していて、多良木町としてはこのレンタサイクルを活用して多良木町内の歴史施設を訪れてほしいようです(多分)。

4日目 (12/24)

熊本へ移動

この日の気温は -3℃! さすがに寒すぎるので持ってきたダウンジャケットに着替えました。

くま川鉄道 3D 普通 湯前行き 多良木 07:10 → 湯前 07:18 KT-501

くま川鉄道 4D 普通 人吉温泉 (肥後西村乗り換え) 行き 湯前 07:25 → 肥後西村 07:57 KT-501

くま川鉄道代行バス 人吉駅前行き 肥後西村 08:03 → ファミリーマートIC店 08:25

肥後西村方面の列車は多良木から大量の通学客が乗ってきました。この便を逃すと次は4時間後という、通学全振りのダイヤでしたが、話によると被災前は1時間に1本の本数で運転していたようです。

次のバスが来るまで1時間待ちだったので近くのファミリーマートで朝ごはん。めっちゃ寒かったです。

JR九州バス B&Sみやざき 550号 新八代駅行き 人吉インター 09:28 → 新八代駅 10:10

このバスは全席指定席ですが、乗車券がマルス券! JR の路線に乗ったような気分です。

シートピッチは広々していたので、わざわざ荷物をトランクに預けなくてよかったのかもしれません。

肥薩線が再開するのは当分先のようですね。それまでの間は人吉インターと人吉駅までのアクセス改善を望むところ。

せっかくなので昔プレイしたA列車で行こうDSの画面写真を用意してみました。

新八代駅で思う事としては、リレーつばめ時代の連絡線の存在で、確かこの先のところに在来線と新幹線がつながる連絡線があったように思います。

鹿児島本線 5338M 普通 玉名行き 新八代 10:28 → 熊本 11:04 クハ814-2

宇土駅到着前に突然流れる広告放送にビビった。あんな展開をしたのは神鉄以来。

湯らっくす

豊肥本線 普通 肥後大津行き 熊本 10:08 → 平成 11:12 クハ814-10

実は元号駅で降りるのは初めて?

ここから先は温浴施設に行くため、これまで飲み残していた飲料を飲み干します。

これはどう考えてもJR西日本だろう

熊本で長時間滞在する時間があったのでどーしても寄りたかった施設に寄ってきました。

www.yulax.info

少なくとも九州のサウナ施設ではこれが一番有名ではないでしょうか!?

この施設のコースとしては入浴のみと休憩利用、宿泊利用*2に分けられますが、入浴と休憩あるいは宿泊で浴場の入り口が異なっています。今回は休憩利用でしたが、平日という事もあって脱衣所に人は少なく、少し優越感を持って滞在することができました。

サウナはアウフグースが行われる定番サウナとメディテーションサウナ、スチームサウナの3種類があります。

定番サウナはサウナに強い施設としては暑苦しくないようですが、熊本人向けに調整されているんでしょうかね? アウフグースはさすがサウナ聖地だけあってかなり力を入れていて、毎時タオルを用いた抜群のパフォーマンスを見せてくれました*3アウフグースイベント後は体調不良の確認を取ってもらったりと、初心者からサウナジャンキーまで幅広く受け入れられる施設だなあと感じました。

メディテーションサウナは真っ暗なサウナ室でセルフロウリュができる仕組みなんですが、これを最初に実現したのはここ湯らっくすのようです。

www.yulax.info

水風呂は1種類のみですが、仕掛けが凝っていまして、全身潜れるぐらいの深さがあるほか、 MADMAX ボタンを押すと滝が激しく噴出して、ほてった体を急速に冷やしてくれました。

昼ごはんはこの店名物のカツカレーを食べました。

これで湯らっくすを全部堪能! ・・・したわけではなく、夜間にはサウナシアターも開催されるようなので、宿泊利用をすると湯らっくすの魅力がさらに増すのかもしれません。

小倉へ戻る

豊肥本線 1480M 普通 熊本行き 平成 16:57 → 熊本 17:01 クハ814-10

めちゃくちゃ混んでました。下り方面ならまだしも、上り方面が混んでいるというのは、もしかして工場帰りだったり?

そういえば一度もピクミンラッピング車両に会えなかったなあ・・・

鹿児島本線 5358M 普通 銀水 (大牟田) 行き 熊本 17:07 → 大牟田 17:57 クモハ815-2

有明海沿いが美しい

(私鉄大好き人間だしフリー切符で無料に乗れるので西鉄に乗り換えたかったが、乗り換え時間のロスで間に合わなくなりそうなので引き続きJRに乗車)

鹿児島本線 360M 普通 鳥栖行き 大牟田 17:58 → 鳥栖 18:43 クモハ815-6

ここまで815系だったので、写真載せるのはここだけでいいかなーと

夕ご飯についてあまり考えていなかったんですが、鳥栖駅で30分くらい時間があったので、ここで近くのファミリーマートでサンドイッチを購入。駅そばはもう閉まっていて、駅弁屋も駅弁しか売っていなかったのですが、駅弁を買ってホームで食べても良かったのかもしれないな・・・。

ゆふいんの森乗りてぇ~

鹿児島本線 快速 門司港行き 鳥栖 19:18 → 小倉 20:59 モハ811-1

19時48分くらいに博多駅に到着。大量の乗客が乗ってきましたが、意外と立ち客が大量に現れていない様子。首都圏の激混み路線に慣れているだけなのかもしれない。

なお、乗車した快速門司港行きの後ろ4両はリニューアル車両でした。

小倉駅で再び同行者と合流・・・あれ、同行した区間ってどのくらいでしたっけ? この後は再び夕ご飯で一口餃子を食べて、同行者は船旅の準備という事で飲料を大量に買い込んでました。

東京九州フェリー 送迎バス 新門司フェリーターミナル行き 小倉駅 22:10 → 新門司フェリーターミナル 23:00

シートピッチは広々していたので、わざわざ荷物を(以下略)

5日目 (12/25)

tqf.co.jp

客室はツーリストA。これでお値段は18,000円。

この埋立地の向こうに突如現る木々ですが、これ津村島らしいです。元からある島がいつの間にか埋め立てで囲まれてこうなった経緯があります。

東京九州フェリー すずらん 横須賀フェリーターミナル行き 新門司フェリーターミナル 0:25 (約40分遅延) → 20:40 (約5分早着)

このポスト投稿後、速攻で爆睡しました。起きたら室戸岬付近にいました。

そして朝ごはん「モーニングセット」を食べました。700円

船の前方はこんな部屋がある

普段東京九州フェリーを走るのははまゆうとそれいゆ。このすずらん(とすいせん)は普段新日本海フェリーとして、北陸と北海道を行き来していますが、冬の期間だけ需要の大きい東京九州フェリーに抜擢される感じになっています。すれ違いはあらかじめ放送でも流れていて、ちょうどすれ違う時には汽笛を鳴らしてお互い安全航行のために合図しています(多分)。

このほかにもオーシャン東九フェリーともすれ違うことがありますが、見つかりませんでした。

航海中インターネットがいい感じに通じるのはこの付近だけ。逆を言うとインターネットの速度は極めて遅いので、インターネットを使用した仕事はあまりできないかもしれません。ここで阿部寛のホームページ逆RTAをやったら新記録出てきそう

2年前に来た潮岬観光タワーが見える

昼ごはんは「三崎港まぐろ&駿河湾産釜揚げシラス丼」にしました。1,400円

船のロビーは吹き抜けで開放感がある

この間は持ち込んだ Nintendo Switchスマブラを遊んでいました。ローカル通信で遊ぶはずが、両者ソフトのバージョンが揃わない事態が発生。20分ほどかけてバージョンを揃えて遊べるようになりました。

今回は見なかったんですが、スクリーンルームでは「月の満ち欠け」が上映されていました。

この後は入浴に入りました。この船にしては珍しくサウナが付いていまして、水風呂はないものの海風を受けながら外気浴する体験ができます。外を見てると日没時間が過ぎていることに気付いて、慌ててデッキに急ぎました。

太陽は見えませんでした。いや、見えるかも・・・しれない?

そして再び入浴に入りました。

夕ご飯は「新潟黄金豚ハンバーグ」にしました。1,300円。

東京九州フェリーオリジナルビーフシチューにしようか迷っていたんですが、シチューだけで1,500円もするのかー・・・。

普段は北陸や北海道にいる船なので、売店に北陸土産や北海道土産があったり、自販機にガラナが売ってあったりしました。

出発が遅延してしまいましたが、意外と早く時間を巻いてくれました。なお、ここまで速く航行してましたが、酔い止めが効いてくれたのか船酔いは発生しませんでした。

20:45 到着を想定して 20:20 くらいから下船の準備をしてましたが、 20:30 過ぎに下船が開始、ゆっくりすることはできず、せかされた形で船旅は終わりました。

横須賀フェリーターミナル到着後は歩いて横須賀中央駅まで向かい、京急で帰りました。

約21時間船で帰宅することになったので、船の中でゆっくり休められるかな~と思っていましたが、インターネットが通じないために旅行記の執筆やかかった費用の計算などができず、タスクを抱えたまま家に着くことになりました。

おまけ: くまモンに見つけられた施設

このほかにも多良木のゆめマートやえびすの湯にも紛れていたかな?

*1:佐伯~延岡の普通列車を僅かだけ残したのは、石北線などの特例を設けさせないためだった・・・?

*2:場合によってはこれにヨガやエステも加わりますが

*3:ただしこの日の一部時間のアウフグースは熱波師のケガでロウリュのみの開催でした